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鉄欠乏性貧血の症状
鉄欠乏性貧血の症状では、軽い運動であっても動悸、息切れといった症状が起こります。疲れやすいとか、頭重感、あくびがよく出たり、肩こりの症状がよくあらわれます。歯茎の色が白い感じになったり、見た目顔色が悪くなります。鉄欠乏性貧血の症状が悪くなるにつれて、塩辛い物を食べると舌がしみたり、爪が反ったりもろくなります。硬い食べ物を食べただけで痛みがおこることがあります。薄毛や抜け毛なども起こることがあると考えられています。鉄欠乏性貧血の症状が放置していると血液のなかに含まれている酸素が減少し、心臓に負担がかかり心不全をおこしたりします。心臓や脳に送られるはずの酸素の量が減少するため記憶力の低下や狭心症に似た症状が起こしたりします。鉄欠乏性貧血が時間をかけて悪化するので身体のほうが慣れっこになり、症状に気づかないことがあります。特に高齢者は注意が必要で、必要があれば病院で検査を受けて検査値を把握しておきましょう。
鉄欠乏性貧血の治療
検査をうけて診断基準から断定される、その原因を探します。胃や腸の潰瘍やがんなどが原因で鉄欠乏性貧血を起こしているときはその病気を治療することが先決です。一般的な鉄欠乏性貧血の治療では、体内での吸収がいい鉄を含む鉄剤を使って血液中の鉄と貯蔵鉄を補う治療を行います。おおくのケースでは、鉄剤は一日1〜2回飲むようにします。通常2週間ほどで血液中の鉄が補われ鉄欠乏性貧血の症状が改善されます。約1ヶ月ほど経過するとヘモグロビンの数値も正常範囲に戻ります。 治療で利用する鉄剤が原因での副作用はないですが、飲用初期の頃は吐き気、便秘、下痢といった症状があらわれることがあります。ただし、その症状が大概一時的なものですが、症状が治まらない時は、胃薬を一緒に使ったり飲む時間を食前から食後に変えたりします。 鉄剤を使うと便が真っ黒な状態になったりしますが誰でもおこることなので心配はないようです。
鉄欠乏性貧血の食事療法
鉄欠乏性貧血の食事療法としては、肉やレバーなどに加えて、海苔などの海藻類やほうれん草などの野菜や、果物にも鉄分は含まれているので、医師と相談のうえ、できるだけ食べることがいいです。通常の鉄欠乏性貧血であれば、鉄分を適度に補充すれば、血色素の合成も正常になり、5〜7日ぐらいで貧血は回復してきます。しかし原因をそのままにしておけば貧血は回復しないので、まず原因の除去が大切になります。
鉄欠乏性貧血について
鉄欠乏性貧血は、血液中に含まれている鉄が不足をすることから起こる貧血です。血液中の赤血球には、酸素と結合して全身に酸素を運ぶヘモグロビンが含まれています。貧血とは、赤血球やヘモグロビンが減少し、ヘモグロビンの濃度が低くなった状態のことをいいます。鉄が不足する原因で一番多いのは鉄分を含んだ食べ物の摂取が少ないことです。また、鉄の吸収が少ないことです。鉄の吸収が悪かったり、鉄が体外へどんどん出ていってしまうのも大きな要因になります。鉄の吸収が悪くなるのは、胃や腸に病気があったり、胃を全部取ってしまった後などにみられます。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、痔などの出血など、いずれも長いこと出血が続くと鉄が失われます。特に女性の場合は、月経や妊娠、分娩、授乳などは、鉄を必要とするのに供給が少なくなり、その結果として鉄欠乏性貧血が起こります。